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第2回目 北原コレクションちょっといい漢字


内容


買った理由

白川静の本を探していて、自己流解釈的な格言方式にひかれて



読む前に期待したもの

漢字について新たな見方がもてること


キーワード

いい感じのいい漢字


キーテーマ

漢字のつくり・解釈・構成



読後感

全体を通したストーリがあるわけではないので、気に入ったコラム(漢字)を挙げていきたいと思う。

辛い
星野富弘さんの本にもかいてあったけれど 幸せと近い。
あとちょっと あと「一」つの差である。
実際の成り立ちとしても、幸せという”かんじ”も辛いという意味があったらしい。
辛い状態は横から見るとある意味幸せな状態なのかもしれない。




「人は一度叩かれて」おおきくなる。そんな意味に見えるそうだ。なるほど命(人生)ってそういうものかもしれない。いま叩かれているのは生きている証拠、一人前になる試練であると受け止めたい。


恨む
恨みは、屈折した感情の表現で、素直になっていない時にこういう風に表出されるものだと思う。作者は「心が点で良くならない」と解釈している。良くならないのは誰のせいだろう、政治家のせい、国のせい、上司のせい・・・・いろいろ言われるかもしれないけれど、本当のところは自分の中に原因があるんじゃないだろうか。作者も自分も同じ意見だ。


日本でできた国字である。「身を美しく」と書いてしつけ。日本語って素晴らしい。


儲かる
「信者がいて、人がいるところにお金が集まる」状態は「儲かる」。たしかに商売の本当の基本は信頼関係を築くことだと思う。商品、経営、セールスも大事だが、本質として信用がなければ商売は何れ破たんするのではないか。欧米流の契約主義も信用できる部分は人でなく書類である。その効率の悪さが生産性の悪さにつながっている。win-winのように、そして日本流のようにお互いに得するように商売していくのがベストな世の中になっていくような気がする。自分は人として信頼を得るように、仕事をしたい。信頼が築けるよう誠実に人生を生きていきたい。




「人を良くする」。・・・ん?、そうかぁ〜〜



「オカアサンヤスメ、ハハキトク」「マゴハヤサシイ」。後者のほうは知っていたけれど前者については知らなかった。とにかく日本食ブームがますます過熱し全世界に広がって浸透しつつある。日本食は本質的に間違っていないと思う。日本の飛脚の体がやせている割に、馬より速かったエピソードがるのは、カロリーより栄養バランスとして優れていたんじゃないかなって推測してしまう。



「知とは口から矢のように向かっていくこと」。知識でなく知恵として活用するのであれば、アウトプットの部分、つまり「活用できるか」がカギだと思う。アウトプットの無い知識より、社会のためになるアウトプットを、使いがいのある知識を目的を持って吸収したい。



「止まるのが少ないと書いて歩む」と作者は書いている。「千里の道も一歩から」、「人類にとっての偉大な一歩」などとあるように、一歩一歩の積み重ねが、やはり大きな差を生む。でも一番重要で、大事なのは変化し始める最初の一歩。最初の一歩は大変だけれども、正しい道なら、がんばって最初の一歩を踏み出そう。最初の一歩を踏み出そうとしている人を助けようと思う。




「足を運んで、心を運んで、やっとのことで、運が開ける」。「待つだけではだめ、飽きずに辛抱をもって運べば幸運がもたらされる。」と作者は考えている。うんそうだねとつい納得してしまった。自分としてついついおっくうになってしまい、わかってよっていう状況になることもあるけれど、これからはもっともっと足を運んで、言葉を伝え、感謝して、断られてもいいからいろいろ運んでみようと思う。

※軍隊に絡む語源があってそちらの話も面白い。



正しい
「一(目的)に向って、まっすぐ(止)いくことが正しい」。あっちにふらふらこっちにふらふらしても、立ち止まって見えたところが正しい。歩みもそうだが、いろいろ深い。


優しい
「ゆっくり歩くと確かに憂鬱を感じる。でもそこに人が寄り添うとやさしい気持ちになれる。」
そんなイメージを感じる。


明日
日も月もあるんだから、明るいに決まっている。昔の人は明日が明るいのが当たり前。そう感じるように自分も明日を作っていきたい。


馳走
「馬であっちこっち走りまわって食材を集めました。」そういうおもてなし、そういうありがたみを大事にしたい。





漢字って、なんで新しいものが生まれないんだろう、新しい言葉、新しい単語は生まれているのに。


NHK「ようこそ先輩」という番組で漢字を自由につくる授業があったそうだ。

自分も意味を組み合わせて、音を組み合わせて作ってみる。千画くらいの意味のない漢字。


広まらなくってもいい、常用漢字として認められなくてもいい。どんどん作って、漢字を楽しみたい。


自分が得られたもの

新たな見方が見えてきたこと。いろいろ考えらさせられた至福の時間。


お勧めポイント

やっぱり、ちょっと違う角度からの見方。
(語源的にも面白い)

本の中で紹介されている書籍・URLなど

北原照久 - Wikipedia

その他の書評


PRONWEB WATCH : NeWS Digest Watch! : 漢字 語源 トリビア 北原照久 ...

読了日:2007年2月
作成日:2007年2月21日
更新日:2007年4月30日