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多読について6つのポイント

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多読って何?

ただ読んで読んで読みまくります。

多読のメリットは?

日本の英語教育では期間が長い割に圧倒的に英語の勉強時間と量が足りていないという点があります。
中高6年間で読む英文はおそらく 文庫本1冊も満たないかもしれません。また読む量が少なすぎるため、文法はわかるけど読むことさえできない人が大量にいます。読みさえできれば、日常会話程度ならいいような気もします。

大量に読むことにより、
英語に馴染む、英語に対する抵抗を減らす。
を目的とします。

付随して
・文法や言葉遣いを自然(どちらかというとナチュラル)に身につける。
・読むスピードが速くなる。
・ヒアリング力もつきます(話す速度でと同じぐらいの速さで英文が理解できるようになれば)。

などが身に付きます。

大量に読むため相当の時間が投資することになります。
まず当面の目標は きりのいい ミリオネア 100万語を目指すのがいいのではないでしょうか?

時間と期間に対しては、100万語で
だいたい Penguin reader , oxford book など 200冊ちょっと1年〜2年かかります。 1冊30分から2時間くらいで週2,3時間の計算です。
リズムに乗って 速い人で9ヶ月くらいですが、こちらはあまり気にしなくていいと思います。たいてい2,3ヶ月のブランクを作っている人なので、途中でとまってもやり遂げられます。

100万語で一区切りするのは、必ずやり通さないと達成できない数字でなおかつ、成果が出てくる数字です。

ちなみに自分は 3ヶ月のブランクを入れて、1年6ヶ月くらい 214冊 で 100万語を達成しました。何冊かは2度読みしています。2度読みは格段にスピードが上がるので、取り入れてみてください。

多読するときの注意点は?

  1. 楽しく♪読む。
  2. 自分のペースで行う。
  3. 好きな物を読む。

楽しく読むために、つまらないのを読んでしまった場合、やめてもOKです。むしろそちらを推奨されます。やめたくなったらやめていいです。自分のペースで行うので、どんどんレベルを挙げていってもいいし、同じ本を複数回読んでからでもいいです。好きな物を読んでいっていいので、絵本を重点的に読んでいる人もいます。レベル1からあるので 中1の初歩レベルの語彙があれば誰でも始められます。そういう意味でも自分のペースで行えます。

さらに細かいことを言うと、わからない単語を引くことを禁止しているぐらい、すらすら読み進むことを目的としています。
またよくスランプに陥っている人は、内容がつまらないというよりも、レベルを速くあげすぎたためにつまらなく感じて中断している人が多いようなのでレベルに関しては 腹8分くらいで読み進んでみることをおすすめします。

語数は ずるをしない程度におおざっぱに計算してください。 まず1行の単語数を数えて、10単語 x 20行 x 20ページ = 4000語 というように。速度は気にしないでいいです。あと TOEIC 900位の猛者でなければ、必ずレベル1 の10冊〜20冊読みから入っていくことを薦めます。

細かい手引きはぜひSSSのサイトをご覧ください。






ちょっと勘違いしそうなこと

辞書を引いてはいけないわけではない。

(辞書は引いいてもいい)
→目的は多読なので、辞書を引き過ぎないようなスピードで読んでいきます。逆にそれ以上引きたくなるのは、本のチョイスが間違えています。もっと簡単な本を背伸びをせずに読みましょうというあなたに対するシグナルだと思います。(1文に1,2語(5%)程度の不明語なら類推できるようです)。
日向清人のビジネス英語雑記帳:スペースアルク
95%ほどの理解であれば、未知語が類推できるようです。

量にこだわりすぎず、本質的な理解も必要

難易度、読むリズム、スピードも意識します。 2,3段階低い難易度の本を選び、リスニングなどでも同じですが、今回の目的(多読)に集中できるようにすべきです。

理解度も重要な多読要素ですので、多読は文字を読み流すのではなく、英文を理解して読んでいくのです。そのため、理解と速度と難易度のバランスが重要です。 下記の古川さんの本でも書いてありましたが、読書量は量x{(理解度)の4乗}に比例するとのことらしいです。
つまり、100%理解していれば、読書量がそのまま経験となりますが、50%しか理解していなければ、10%ちょっとしか身につかないということです。

面白さとの兼ね合いもありますが、 スピードと理解度のバランスで、60〜できれば80%の理解度を著者は勧めています。
私の経験的にも同意です。

あなたの気持ちや感情を大切に

つまらないといときは、何かを間違えているサインです。
適切な難易度、好きなジャンル、適切なタイミング、英語学習目的、体調、プライベート上での心残り等ないか再確認が必要ではないかちょっと立ち止まってください。多読は楽しく続けることが大事です。




色々しっかりした裏付けもあわせて丁寧に納得できるように説明してくれています。 人によっては、説明がくどいと感じる部分があり、結論だけ欲しい人もいるかと思いますが、論理的でない批判がそれだけあるため、あそこまできっちり説明しなければいけない状況なのかもしれません。
また、本の最後に多読向け本の紹介がありますが、本の紹介は辞書的な使い方で良いと思います。


多読をすると得られること

・英語に慣れる。
・文法を活用できるいい練習になる。
・立体的な生きた英語が身につく(畳の上の水泳にならない)。
・語彙力、文法力、リーディング速度が上がる。
・実はリスニング力も上がる。
・自信がつく。
・英語をそのまま理解する練習になり、英語脳を構築する手助けになる。
・計測することで、英語に触れる時間が実感込みで増え、定量的に把握できる。



多読でなくても得られることも多いですが、多読で得られるということも確かです。

多読って実際何を読む?

おそらく最初に触れる物は薄い小学生が読むような本(Graded Readers)でしょう。
GRとも訳されて、語彙を各段階に監修されてつかられた名作などの小学生向け本です。

だいたい定価では 700〜900円ぐらいです。セット本はもう少し割安です。

種類 イメージ 体裁 値段とか 中の紙質など 作品例
Penguin Reader
(ぺんぎん)
背表紙の細いところや本の下が朱色でペンギンの絵が付いてます。 カラーや写真が多いのですが、てかてかしているので目が多少疲れます。 Pocket Penguinは 500円ぐらいです。 小公女セーラ、若草物語、ハイジやトムハンクスなどのものがあります。
Oxford worms
(オックスフォードで通じます)
黒い本です。 絵は少な目で白黒なので、ちょっと暗いかもしれません。 ドラキュラ、象男、ハックルベリーなどがあります。
Cambridge English Readers
ケンブリッジで通じます。
裏が水色の本です。 ミステリ系が多いでしょうか?
洋販 洋販が出版している本です。
最近デザインが変わってしまいましたが、昔本屋で売っている英語の本はたいてい白地に青帯のこれした。

レベルは多少難しく 帯などに書かれているよりもTOEIC +150でちょうどだと思います。 先の本でレベル5くらいになったら挑戦してもいいと思います。
ちょっと前の名作が多いです。
Harpercollins Childrens Books 絵が豊富なイメージがあります。 FrogとToadシリーズでおなじみです。

チャーリーとチョコレート工場、単独飛行、チキチキバンバンで有名なロアルドダールは ちょっとデザインの違う Penguinからでています。

kindle/android/itunesを使って読みまくる無料の有名英作品50+α

300万語ぐらいまでは、あまり面白い本とか探すのを諦めて、本を読んでしまったほうが良いです。 息抜きに探すぐらいでないと、時間がもったいないので。

多読とレベル

レベルを大まかに以下のようにすると、

(A)大学卒業後ぐらいでの、英語ができない人で TOEIC400
(B)大学入った後も 英語を勉強してきたレベルの人はTOEIC700。Penguin Reader level 5,6前後
(C)超難関校で英語も難しい所を突破したTOEIC900



たいていの人が当てはまる (A)の人は、 レベル1から幼児レベルを 200万語以上読む必要があります。同時にコアな単語を日本語とセットで覚える必要があると思います。

(B) 200万語読んできた人や、 Penguin Reader Level 6が細かいレベルまで読みこなせるようになった人は、ペーパーバックの易しめに挑戦しても良いかもしれません。またそろそろNEWSや雑誌も読めるようになり、テレビや映画も聞き取れる部分があるかもしれません。
また、そろそろ英語をそのまま読めてくるはずなので、英英辞典の活用もお勧めです。


(C)の人は、文句なく英語の基礎レベル(ネイティブの学生レベル)があると思いますので、ガンガンニュースや本を読んで パワーアップする方法が良いと思います。

また、単語は Merriam-Webster's Vocabulary Builder を使って増強しても良い頃かもしれません。



以下 (A)の人をターゲットに話を進めます。

多読の読み方

語彙数を制限した各レベルの本が整備されているので、GRなどおおまかな目安で簡単に選ぶことができます。

語彙が制限されているということは日常語として常識範囲ということらしいです。
(難しかったですが)


レベル1の本、 たいてい ペンギンから入っていきます。 Oxford , ケンブリッジも併せて読んでいき、 レベル5,6あたりで 100万語を迎えると思います。もちろん絵本を重点的に読んだり、2度読み3度読みしても問題ないのでレベル4くらいで迎える人もいます。ただレベル3くらいだと少し不足しているかなという気がします。レベル4ぐらいから1冊1万語ぐらいの本が混じり始めます。逆に、語数が稼げない点を考えると、レベル3くらいで100万語いくのもすごいと思います。

200冊くらいは読むので、あまり悩まず、がしがし読んでください。どんどん手を付けた方が時間を有効に使えると思います。30〜50万語ぐらいまではほんと読むっきゃない的な勢いで読み進んでください。そこらあたりからすこしづつ選択の幅が広がってきます。

あきがきたなぁー手言う人はネット上に書評を公開している人がいるのでそちらを読んでください。

具体的な自己判断の目安

わからない単語が2行当たり1単語というレベルが程よいレベル(95%の語彙がカバーできて、読書が楽しめるレベル)だと思います。
また、一般に語彙80%ぐらいわかるレベルが、だいたい理解して本を読めているレベルです。

どこで本を手に入れる?

本屋/書店マップ(東京)はこちら
近所の本屋、図書館、会社、サークルを巡ってリサーチしてみてください。
都心の大きい本屋ではたいてい売っています。大手町のoaz丸善、東京の八重洲ブックセンター、新橋の文教堂、神保町の三省堂書泉、新宿の紀伊国屋、渋谷のbook1st
恵比寿のatreの中の有隣堂も。

金額的に14万とそこそこ きついですが、英会話学校の2,3ヶ月分にもならないと思います。
図書館やセット購入、レンタルの他 、大黒屋などで、図書券・図書カードを買ったり、suicaなどのクレジットかカードや 文教堂の株主優待を使うなどしてください。

金額的には 古本が手っ取り早いですが、コミュニティやサークルもあると身近にやっている人がいるという、捨てがたいメリットがあります。最終的にはネットも活用してください。


tadoku.net
多読用として簡単な洋書をレンタルできます。

Good Day Books
恵比寿の古本屋さん


多読用に100冊の本が入った電子ブックもあります。

多読してみたら・・

100万語突破しました

自分の性格は結構粘り強く進めるタイプですが、簡単な本ばかり読んであまり面白いと思えませんでした。 まれに、印象に残る本や面白いと思える本に出会えるぐらいです。

ただ、以前より、少し英語に慣れた気がします。

まだPenguinでいうレベル3ぐらいまでのものを 8ヶ月程度で達成しました。
まだまだ、本のレベルでは愉しむことができません。ペーパーバックも薄くないものは、まだまだ大変です。


私の親も 英語を中1から勉強しなおしています。100万語は突破したと思います。 効果としては自分と同じで、以前より、少し英語に慣れた気がします。

またやさしい本は受験英語とぜんぜん違う見慣れない単語(擬音語みたいなものや幼児語?)がポンポン出てくるので、単語に関しては結構大変です。

200万語突破しました

ボリュームがある本も読むようになってきて、英語を読んでいる感じはします。
英語も 1段落ぐらいなら、余り負担を感じなくなってきました。

まだPenguinでいうレベル5,6ぐらいまでのものを 1年強程度で達成しました。


まだまだ本としては面白みに欠けます。
ヒアリングレベルは余り変わらないと思います。
多少読むのが早くなりました。

ペーパーバックに手を出しても読むこむ気になれません。

もうちょっと読んでみました。

仕事で英語のサイトを読むことやNEWSやamazonの書評を読むこと、英英辞典を読むことに多少気合いをいれるぐらいで読めるようになったので だいぶ抵抗感はなくなったと思います。

薄めのPB(ペーパーバック)もちょいちょい、読了しましたが、普通の本はなかなか読了していません。

ヒアリングレベルは、多読による影響はあまりないかもしれませんが、読むスピードで英語のまま理解できる部分が増えたため聞き取りやすくなってる気がします。


TOEICの結果を見ると英文法が弱いっぽいので、いい加減に読んでいるのかもしれません。 ちょっと文法を再見直ししてから、優しめの本でもうちょっと量を増やしてみようと思います。

ただ簡単な本をあと数冊〜5冊くらい読めば、なにかブレイクしそうな気配がちょっとあります。

こちらの人は1000万語突破したそうです。にゃ の 洋書多読ブログ手帳 - Yahoo!ブログ

さらにもうちょっと読んでみました。

文法書を一通り読み返して、苦手な分野(仮定法や完了形、分詞の曖昧なところ)を再理解しました。 普通の本も 5,6冊読みました。
やればやるほど、効果を発揮します。 かなり、じっくり読み解いているので、時間のかかる読み方ですが 英語を頭になじませて、だいぶ速くそして理解が良くなってきました。

文法はもとより、ヒアリングも強くなります。
それは、基本的なスピードが上がるから、ヒアリングが楽になっているんだと思います。
文法もナチュラルな形が型としてわかってくるので、判断が早くなりますし ニュアンスも正確に読み取れる気がします。

TOEICのスコアはまだ、上がってきません。底力がついた感じはします。
700後半をウロウロ

多読がいいというよりも、言葉というのは、過去のことで 過去の経験を共有しているかにかかっています。

つまり、いろいろなシチュエーションで、出てくる単語を 読んでおくというのが言語の理解方法だと思います。

日本語のでおおまかなイメージを掴んでもOKだと思います。 最後はやはり多読で追い込むのがいいですね。

やはり、量をこなさないとなかなか、到達しないというのつくづく実感しています。

これからも基本は多読(映画や、歌や番組よりも)をメインにしたいと思います。

多読で普通の本100冊くらい読めば、DVDドラマでも良いかもしれませんね。


ただ、多読以外に大量に読む方法が無いため、多読がよりベターであるという考えは変わりません。
NEWSや NHKなどはあまりにも細切れ過ぎて量が少なすぎ、逆に効率が悪くなると思います


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