デフレの特徴を時間経過を追いながら、少し深くシミュレートしてみる


デフレはいいのか悪いのか、疑問に思う人も多いかと思います。物価が安くなるのでいいですね。

実際にどのようになるか、単に局所的に狭い範囲でスナップショットをとるのではなく、体系的な知識となるよう、流れを追ってみました。

デフレのいいところ・わるいところ

物価が下がる。

物価が効率的に生産することによって安くなることは良いのではないでしょうか?

車やそのエンジン、発電の効率などです。

3つの素材が必要なモノを2つの素材で作るようにする。

一つの木、一匹の豚、一缶の石油から残さずいただく。

松下幸之助の水道経営などまさにそうではないでしょうか。

まともな評価が減る

しかし、単にお金が不足して買いたたくような状態は問題かと思います。1930年(※)ごろの大恐慌のようにお金の流通を絞り、希少性を高めることは、過去に生産した資産ある人を優遇しすぎて、今生産している人をないがしろにした悪政だと思います。

※ そのころ貨幣は ’71ニクソンショックより前で、貨幣の供給量の制限があった時期でもあり、ケインズが活躍し、「雇用・利子および貨幣の一般理論」を著しました。

マクロ的に見れば買いたたけるということは買いたたかれるという意味でもあります。

良いことしているのか、間違っているのか適切なフィードバックが働かなくなり、社会が混乱し、無明に近づきます。つまり社会において、賢さがへっていきます。

循環が弱くなる

循環としても、お金の巡りが悪いということは、豊かさに貢献できる交換量が減り、さらに生産量が減ることにもつながります。

※そもそも、物価・インフレ・デフレの定義が不明瞭ですし、設定できないものなので、それをターゲットにすること自体が問題なのではないでしょうか。

デフレの流れ

縦軸は、GDP、物価、給料などが考えられます。

右に行くほど時間経過を表しています。

では、流れを追っていきます。
①まず、何らかのきっかけでお金の巡りが悪くなります。人が増えたにもかかわらず、お金の供給量を減らしたり、財政を改善させたり、消費税で巡りを悪化させたり、将来に不安を与えたり、生産を抑止したりなどです。

②  購買機会が減っていくため、会社では、売上が下がっていきます。

③ そうすると雇用者へ、何らかの形で給料も減っていきます。雇止め、新人の減少、派遣の増加などです。このとき、一時的に失業率も改善するかと思います。
日本をはじめ、いくつかの国で失業率が改善した事実がありますね。

④ さらに売上が下がっていくと、会社はコストを抑えるため、移民政策をとり始めます。韓国の状態、フランスのデモや、BRIXITなどはこのフェーズではないでしょうか。 日本では国外工場など このフェーズかもしれません。

⑤ 働く側のお金がないため、売る側のお金もないです。
社会が消滅する前に、食べ物がなくて暴動も致し方ないと言えるでしょう。

また、原価として、輸入素材(石油、小麦、鉄鉱石等)があがると、急激に給料が下がり(輸入に回るため)、スタグフレーションが起こりえます。

このあとの流れは、生産層が疲弊し、技術力が失われ、お金を出しても生産できない、本当のインフレが起こります。つまりデフレを続けるとハイパーインフレが起こります。金融政策を防いでも、あらゆる品が不足して防衛力も、警察力も、秩序もなくなっていきます。

対策補足

大事なことは1の段階を改善することではないでしょうか。

ただ、最低賃金や内部留保を会社に働きかけるのは少し違うと思います。会社は生産するところですので、お金を循環される位置登場人物ではありますが、循環させるポンプの機能をほとんどの会社が担えるわけではありません。福祉は地方公共団体が行い、金融は日銀が主導で行うべきで、結果責任は国民が追うべきです。

他の解決としてせっかく今信用貨幣なので、取引の場に、お金を直接デリバリーすればいいのではないかと思います。

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