築地移転の一番重要な論点は


築地移転問題が小池都知事の公約の一つでもあるため
注目を浴びている。

ニュースで流れているのは、ワイドショー的な批判が多い。
国会もワイドショー化と思うほど、論理的な展開がなされていないように思う。

大きな論点は
移転するのかしないのかが一つ目。

個人的には、移転したほうが良いと考えている。

議論は終わっていると思うが、
品川~東京・日本橋~上野の開発との関係や
そこの交通や土地の価値を考えると、
市場が徒歩圏内にある必要はないと思う。

築地の立地は今となってはもったいない。

移転するとなると、
あとは移転できるかの問題がある。
それはコスト、時期、安全性などだ。

移転を停止するのは、
現場の人の裁量でも移転できない可能性が
出てきたときに考える話。

もちろん、大きな問題があったら随時連携するのも必要。

責任問題を追及してもよいが
来年2月に向けて、容易に止めるような話ではない。

さらに増えた障害に対して、なにがあって、
どう追加対応などが必要なのかがポイントだと思う。

責任問題に長く費やす意味はなく、
それは後でもできることはいっぱいある。

まず、主目的は移転であり、
「移転できないことは何か」の議論だけ先にすればいい。

優先順位と目的を整理して報道や放映をしてほしい。
それがないのであれば、単なるエンタメや物語小説でしかない。

移転できないのか、安全性は除去できないのか
そう論点を明確化すれば問題はすっきりすると思う。

問題が起こってしまうのはしょうがないし
対策は必要だが1カ月たっても
論点が進まず税金を使うようなことはしないでほしい。

論点の補足

築地そのものの改修

築地自体がすでに狭く、一部ずつ閉鎖して改修するにしても
かなり困難なことがある。

日本はマンションやビルなど 戦後あたりにできたビルは
40年以上たつことになり、再確認や補修をしなくてはいけない。
そうしないと崩壊し、また補償問題などにつながる。

安全性の問題

土を清浄し、蓋をし、きれいな土でさらにカバーするので
問題ないはず。

今回の件は、盛り土がされていなかったということ。
盛り土しないで安全性がどこまで確保できるのか
追加作業や期間の影響についてはっきりさせることが大事。

市場が狭い

築地のほうが狭く、
豊洲のほうは、全体的に広くなっている。
また、車が中に入り込めるようになっている。

市場間(例えば青果と魚河岸両方)連携することは
少なく、むしろ青果どうし、魚市場でまとまっているほうが
効率(設備、時間、エネルギー、交渉など)がいい。

つぶれる

日本ではよく論点に上がるポイントだ。
そういう点はわけて、別問題として考える。

日本流として優しいところは個人的にも好きなところだが
視野が狭いため損害も逆に大きい。

資本主義の観点では一番効率がいいところが残り
効率が悪いところは潰さないと、豊かさは享受できない。
これがまず一つ目の論点。

もうひとつは、福祉の話。
淘汰された人たちと一緒に知恵を絞って生き残ってもいいし
別の業種や場所に移動してやり直してもいい。
そういうための福祉に対応させるべき。

かわいそうだから移転させて行けないという人は
うまい、やすい、新鮮の魚よりも
高く、鮮度も悪く、種類も少ない魚河岸を
住民全員で享受したほうが良いというのだろうか?

コメでもタクシーでもそうだが、
知恵を絞らず規制された業界は
大抵品質が下がる(共産主義と同じ)。

何かの時に他業界から進出された時に
簡単にやられてしまう。

もし、潰さないようにしたいのであれば
その高い少品種のものを享受しなければいけない理由を
説得してほしい。
または、一緒に知恵を出してほしい。
それとセットで考えてこそ、主張となる。

別の問題を合わせて複雑にさせてしまうのでもない。
かわいそうだけでは逆に無責任になり、
被害が大きくなることを心にとどめてほしい。

ちゃんと解決策まで考えること。
とにかく
日本ではやはり労働移動について
もっと考えるべきだと思う。

ちなみに

市場は東京都内にもいくつかあって、
大きさは、神田に会った市場なども統合した
大田市場(大森海岸の先あたり)のほうが大きい。

また、葛西臨海公園のソバや
品川の港南出たすぐそこにも市場がある。

よく品川では、豚さんや牛さんがぶぅぶぅもーもー運ばれ、
食事のありがたさを感じたものだ。

築地は 青果のほうが取引高が大きいと、以前議論されたときに見た記憶がある。
(ただ今 wikipediaなど見たら、魚河岸のほうが大きくなっている)

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