第1次世界大戦が起きた理由【ヨーロッパの火薬庫を理解する】


はじめに

暗殺一発で世界大戦になるわけはもちろんない。

そこには、前のめりになっていた何かが
あるはず。

歴史に詳しくはないけれどもそれを理解するために
調べたことをメモとして残していきます。

当時の状況

陸上の要所

バルカン半島はイタリアのすぐ東、トルコとの間にあります。

トルコの近くなので、ヨーロッパから見れば陸上の要所となります。
そのため、比較的他民族が入り乱れた地域です。

大航海時代の中期

そのころは1900年に突入しているので
世界的に開拓しつくし、植民地化も大体終わっているころです。

フランスやイギリスなどと違い
ドイツや日本、ロシアなどほかの国は植民地が持てていません。
そのため、侵略したいという気持ちが巨大国には大きいのです。

そもそも他領地を求めすぎるのは、前近代的な野蛮な思想ですが
日本みたいに小さな範囲であれば、きりがないことを学べ
天下統一が達成されましたが
ヨーロッパは大きいのでまだわからないのでしょう。

また、そころはまだ産業革命や資本主義がないため、
みんな貧しかったこともあります。

キリスト教などは所有意識が強く、所有意識とともに
教義を微修正しながら、拡大してきた歴史があるのかもしれません。

話を戻すと
いわゆるお前だけずるい という立場と
知らんぷりをして、いいとこどりしている立場があるということです。

その先にはもちろん解決策はありません。
このような幼稚なロジックが、
政治の大義として賛同を得られています。

まるで今の途上国と先進国との対立みたいですね。

オスマン帝国の衰退

それまではトルコのオスマン帝国が支配していましたが、
勢力が小さくなり、クリミア戦争や露土戦争により、徐々に民主化していきます。
(伝統の変化)

ロシアやオーストリア、あとはプロシアの巨大化により
バルカン半島は支配勢力がはっきりせず
不安定な地域になっていきます。

不安定な状態の原因をまとめると

つまり周辺とその周辺の地域が
領土を拡大したくてしょうがなかったんですね。

やみくもに戦争すると、
どこから攻撃されるかわからないため
(その前の19世紀に学び始めた)
その当時は、同盟などで後ろの憂いをなくし
どさくさを狙っていたのです。

それだけでは原因が弱い

もう一つの気配がある

危ないからぎりぎり飛び出さないけれども
前のめりに前のめりしていた時代です。

ただ国もそこまで馬鹿ではありませんし
1割以上の損失を国内で出すリスクも犯せません。

そこに、不安定な情勢もあって
若者をたきつけた勢力がいくつかありました。

今でもそうですが、そこの頃ではすでに
国以外の勢力、大きな商人が力を持っていたと思います。

その商人にとってみれば
縄張りである商業領域を拡大することが飛躍のチャンスになります。

不安定化を加速していた国や民族以外の勢力

つまり、弱くなった地域を
さらに不安定化を加速させたのです。

不安定化が加速すれば、
いつ治安が壊れてもおかしくありません。

治安が落ちれば、猫ばばがだんだん簡単になってきます。
そのタイミングを狙い、各勢力が細かい焚き付けをしていたと思います。

そこでセルビア事件が起きました。

これが国として祖国や民族を愛する立場から見て、不自然なのは
ボスニアに戦争に来ていなかったのオーストリアの皇太子(後継予定者)を
ボスニアがたきつける必要性はありません。
ましてやそのあと、オーストリアにケンカを売られてしまいます。

けんかを避けようとセルビアはもがきますが、
問答無用に近い形でオーストリアは宣戦布告をし、
それにドイツ、イギリス、ロシアなど、連鎖的に動き出しました。

つまり後から見て、それが引き金だったことが分かったのです。

オーストリアの国の権力もなく、皇太子を餌に
侵略が始まっていることから
国や民族の争いではなく、欲望の争いなのは明らかです。

国や民族で考えるとロジックがないので
意味が分かりません。

そこに、民族の問題を絡めたのは実は後付けです。

暗殺をした黒手組はセルビアの解放を目指しています。
わざわざ戦争を招くのは馬鹿です。

いつものように若者が利用された

これは、血の気盛んな若者をたきつけ、
ばれないように決行後自殺させようとしていることから
戦争をしたかったグループによる支援と思想の植え付けがあったのだと思います。
(実際捕まった犯人たちは、若いので死刑にならず懲罰された)

日本の明治維新と似ていますよね。

視野が狭くなり憎しみにかられると戦争が拡大する

いったん始まったら、恨みが積もり、
恨み返しとして、戦争に加担する市民が増大します。

後に引けない状態の中、
悲惨な現実が目前に来るまで戦いあうのです。

まとめ

キーポイントは、若者の社会に対する怒りです。
若者をはみ出させると、社会が不安定になり
やや視野の狭い未熟な若者が正義感をもとに
過激な対応になってしまうのです。

国が存続する限り、永遠と若者は生み出されます。
なので、軍や警察の力で拘束しても根本対応になりません。

若者を社会の一員として、参加させることができないと
このような欲望のある勢力に、付けこまれるのです。

なので、豊かな社会とは、ある程度一様な生活の確保が
社会の安定と発展をもたらします。

社会の安定がもたらせないような場合、
少しずつ不満が拡大し、ある時にいろいろな形で暴発するのです。

冒頭で大航海時代の中期と書きましたが
個人的には、今は大航海時代の末期です。
新たな時代には、そこの理解と行動が必要だと思っています。

視野の狭い人たちが増えると
欲望と憎しみの連鎖が急拡大していきます。

今一人一人が見える範囲で、周りをサポートしていければ
そういう、原始的な方向に進まずに済むと思います。

その後

各国の恨みを負ったドイツは
多大な賠償金を払わされ
インフレや失業という形で若者、
そしてユダヤなどにそれが連鎖していきました。

それが第2次世界大戦の次なる引き金になったのです。
(負担が大きいということは、
そこが一番暴発のエネルギーがたまりやすい)

一人一人の弱者に対する責任転換の連鎖
つまり総意が
世の中を作り上げているのです。

JFKは第2次世界大戦の引き金を学習し
覚悟を持って対応したため(侵略を防止する強い決意)
第3次世界大戦の引き金である
核戦争が防止できました。

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