資本主義の勘所を調べてみた。要点は3つだと思う。


資本主義の要点

・三方善し
・お客様がいること(接点・市場がある)
・リソースがあること(資本の蓄積)

三方善し

三方善しとは近江商人の言葉で、
売る側も買う側も、周りの社会もみんなよいかどうかを
考えるということ。

資本主義の発生も、宗教的にキリスト教の
プロテスタントが人に奉仕する喜びが明確になり
貯蓄をOKにして、発展してきたもの。

継続

例えば、侵略・植民地主義などは
自分たちの外の存在がいて、そこから何かを持ってくる。

一見見えないわからないふりをしているけれども
もしその外側が、衰退したら続かない。

泥棒が何で悪いかというのは
真剣に考えている日本人がどれほどいるかわからないけれど
効率が悪いからだ。

一瞬だけ狭い範囲で効率が良いように思えるが
効率が悪いと気づかない人は
やりたくなるだろうと思う。

社会にとって良いということは
それだけ循環し、継続するということ。

ほどほどにもうけるというのがちょうどいい。

良いものができるのか

ほどほどに儲けるというのは、
囲い込んだり参入障壁を作らないということ。

そうすることにより価値を上げることに注力し
より、良いものが提供できる。

価値を上げることに注力できないような
規制やルールが多い市場は対象外。

だから独占してもOKだけども、
独占して価値が上がるチャンスをなくすようなものはNG。

独禁法はルールが決めずらいから
そうしているだけで本来は自由競争すれば
価値がそれだけ上がる。

ほんとの継続性は社会と調和する

ただし環境負荷など循環&継続するようなモデルでないとだめだし
一方的に負担がかかることもだめだ。

お金を儲けるだけで経済だ、資本主義だという人がいるが
本来の資本主義では、うまく回らない。

国民が当事者であり、豊かさを生むのは官僚や仕組みではなく当人

三方善しでなければ、例えば毎日6時間作業することと計画的にしても
作業を6時間するのではなく、作業みたいなものを6時間するようなことになり
誰のためにもならない。

社会主義の破たんはここ。
ロシアが資本主義を進めてもここが難しく、
結局うまくいっていない。

日本でも官僚が、ここを指示しても
うまくいかない。

官僚ができると思っているのもおごりだし、
国民がやってもらうのも甘え。

官僚などがやるのは、もっとインフラに近い周辺部分だ。
農業の本質は農家自身が理解してやるべき。

実際の農作業をするのは官僚ではなく農家なので
農家が本気を持って取り組まなければうまくいくわけはない。
現場の人の本気度がポイント。

目的も考えずに動く人や
会社に来るだけ人材など日本の生産性が悪いのは
だれでもお金をもらえる状態が悪く機能してしまっている。

また全体を考えての法律や保護にしなければ
一部の人にとって良いことも、社会にとって大ダメージとなるなら
もちろんNG。

囲い込みや利権は、変化や発展がなく、成長しない

わかっていてもつい、自分だけ得しようとする
その気持ちの積み重ねが
今の衰退につながっていると思う。

実際そういうところは、大手を振って作業できないから
秘密主義になっている。
状況もわからないし、利益も問題もわからない。
周りの人も危機感を持ちにくい。

だから、新しい人が入らなく、閉塞、高齢化しているところが多い。
また技術やサービスが古いままのところも多くなっている。

農業や漁業をはじめ、利権が絡み、囲い込んだり隠すと
創造性が下がり、社会主義のような非本質的な生産がはびこる。

日本にも昔、株仲間が良くも悪くも機能していた。
それを信長が壊し、
またオープンな状況にもっていき
江戸の経済や発展を支えた。

発展途上国から離脱しない原因

発展途上国も
やはりルールがあって
お互いに得するようにならないと
不正やわいろがはびこり、本当の良さに
つながらない。

個人的には、友好関係の贈答やお礼などのわいろは良いとは思うが
社会にとって悪となるところまで来過ぎたわいろはNG。

 

お客様がいること

お客様というのは、普通の認識であっていると思うけれども
資本主義でいうお金を払って、喜んでもらう対象。

詐欺や泥棒のお金を奪う相手という意味のお客様ではない。

もし、お客様や市場がなければ、売ることができず
それは資本のはるか手前の話になる。

また、うえで話した三方善しと絡んで
もし自由競争がなければ、お客様にとっていいものにならない。

稼げばいいというのはちょっと違う。
喜びや豊かさが あらゆる方向にあるかどうかが
本当の資本主義になる。

リソースがあること

資本なので、技術や人手、エネルギーや原料、土地などがあること。

これは微妙な話だけど、
資本主義が生まれるまで、
みんなで協力して働いても
生きていくのがかなり厳しかった。

資本をかけて効率をよくしたことで
多くの人が楽に生きていけるようになった。

発展途上国が苦労する点の一つにこれがある。
インフラをそろえる前に
近代的な設備を先に導入しようとすることが問題だったと思う。

段階を踏んでの発展をしないと
適切なリソース(道路や鉄、電気、技術者、教育・・・)などがそろわない。

デメリットや注意点

デメリットもある。
資本主義は自由競争が目的なので
提供する側は 少しの期間の少しの人だけ
幸福なその状況にいられる。

かなりの長い期間、その状況の範囲外にいることにもなる。
例えば、まだ若い時、古くなったり年を取ったとき、
何かの障害が起こった時など。

このように、資本主義は、一部だけしか見ていないので
ガス漏れのような状況になっている。

また、資本主義は非常にニュートラルで純粋であるため
使い方を誤ると凶器にもなる。
弱者が生きにくいのは社会システム全体を
資本主義の中に置き、欲望のまま働かせているからだ。

社会を人間性のあるように動かすには
人間性のあるシステムの中で、
うまく資本主義を転がしコントロールすればよい。

個人的にはそれは福祉的に防ぐべきだと思う。
それはまたの機会に。

おまけ


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